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29 | たたみのしごと |
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日本で古くから使われている床に敷く敷物。たたみは、稲わらなどでつくった「畳床」というたたみの芯に、い草を編んでつくった「畳表」をはりつけたもの。
レーザーを使って、部屋の大きさを測るよ。測った大きさに合わせて、機械で「畳表」と「畳床」を切っていくよ。
畳床に畳表をのせて縫い合わせるよ。昔は、ひとつひとつ手で縫っていたけれど、最近は機械を使って早く仕上げるよ。たるまないようにチェックしながら、しっかり縫っていく作業は、「技能士」という資格を持った職人の腕の見せどころ。角が傷つくのを守る畳縁をつけ、しっかり畳床に縫いつけたらできあがり。
古いたたみは、裏を使う「裏返し」や畳表だけを貼りかえる「表がえ」をすると、新しいたたみのようになるよ。ヘリなし畳や暖房のためのうすいたたみ、表の生地が和紙やビニールのものもあるよ。
小さなたたみを使ったストラップやネックレス、ヘリなしのたたみの技術を使ったオリジナルケースもつくっているよ。たたみ小物づくりが体験できるコーナーもあって、みんなにたたみのよさを伝えているんだ。
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