アトラクション一覧へ | <前のしごとへ 次のしごとへ > |
23 | プラスチック製造のしごと |
![]() |
|
1949年に日本で初めて糸をつむぐ機械の部品をプラスチックでつくることに成功したよ。その後もプラスチックで色々な製品を作る技術の開発に挑戦し続けたんだ。自動車やオートバイ、パソコンなどの部品を、指先ぐらいの小さなものから大人より大きなものまでプラスチックで作っているよ。
プラスチックは熱を加えると形が変わる特徴があるよ。軽くてじょうぶで、熱にも強いすぐれた材料なんだ。ゲーム機、食器、文房具、ペットボトルなど、身の回りにはプラスチックでできたものがたくさんあるよ。自動車にもプラスチックはたくさん使われていて、バンパーやボディの一部、燃料タンクにもプラスチックが使われているんだ。
石油からできたプラスチック原料に、いろんな機能をもった材料を加えた小さい粒を「ペレット」というよ。これを溶かして型の中に流し込み、冷やすことで、いろいろな形のプラスチック製品ができるんだ。たい焼きのつくり方に似ているよ。流し込むための型(=金型)も設計して作っているよ。立体的に映し出す3Dいう技術を使って、レベルが高い製品になるようにしているんだ。
プラスチックの加工技術にくわしいスタッフがたくさんいるから、お客さんが作ってほしいものを作るだけでなく、より良い製品になるような提案もしているよ。また、お客さんが作りたいものを実現するための提案もしているんだ。例えば、自動車を軽くするために金属などで作っていた部品をプラスチックに代える提案をしたり、お客さんと一緒に製品開発をしたりすることもあるよ。
日本や外国のお客さんの「プラスチックでこんなものを作りたい!」という願いをかなえているよ。最近はお医者さんが使う「針なし注射器」の部品もつくるなど、新しい分野にも取り組んでいるんだ。炭素繊維やガラス繊維という材料を混ぜて作る金属より丈夫で軽いプラスチックや、植物を原料にした環境に優しいプラスチック製品も開発しているよ。これからも、みんなの暮らしが豊かになるような製品づくりに挑戦していくよ。
アトラクション一覧へ | <前のしごとへ 次のしごとへ > |